塾生の声(作文)│埼玉県剣道場・武道を通じてたくましく優しい子を育てる優心塾川井道場

「強く!!」 小学6年 菊地 広晃   ■花まる作文コンテスト大賞取得作品■

「こわい。」
これは僕の通っている剣道の道場の先生だ。この先生は、背がちょっと高くて、タバコのにおいがするし声も大きい。なぜ怖いかというと、 声を出さないと「ビンタ」や竹刀で「ケツバット」をするからだ。声を出さないとやられるが他にも、試合に負けたりしてもそうなる。
だけど僕はこの先生の良い所も知っている。それは、約束を守ること、できたことがあるとちゃんとほめてくれること、わからないことがあるとずっと教えてくれること。ちなみに僕はまだ「ビンタ」をされたことがない。
 先生がかぜをひくと、きげんが悪くなる。そして八つ当たりのようにその日の稽古が厳しくなってしまう。そんな時は、いつもの3倍ぐらい声を出す。出さないとほっぺたかおしりが、
「バッコーン!!」
となってしまうからだ。でも全員がなる時は5回中1回。後の4回はキャプテンが、
「バッコーン!!」
となってしまう。そうなってしまわないためにみんなが3倍声を出す。
 でもこわい先生だけどその分、大会ではいい成績を取っている。県大会を2連覇、全国大会優良賞。他にも市民大会ではいつも優勝、準優勝、三位はうちの道場だ。これは全て、こわい先生のおかげだと思う。こわい先生だとほめられた時はやっぱりものすごくうれしいし、もっとがんばろうという気になる。中学生になると今よりも4倍ぐらいつらい稽古になるし、いつもビンタやケツバットをくらうかわからないけど、つらい稽古を道場のみんなで乗り越えてもっともっと強くなる!!


【評価】
思春期に大切なのは、ガツンと言ってくれる「外の師匠」だと、いつもお母さま向けの講演で言っているのですが、その証明書を書いてくれたような作品です。
六年生としては、やや荒削りな作品かもしれません。しかし、とても魅力的です。それは、怖い。しかし実力はある。怖いからこそほめられると嬉しい。そしてがんばりたくなる。そんな剣道の先生のことを、広晃君が、尊敬のこもったまなざしでよく観察し、色んな角度から、詳しく書き上げてくれたからです。
鍛えられたい男の子の気持ちの、純粋で強い思いも、直球で伝わってきます。これからもその気持ちを失わず、中学高校と、精進する人として歩み続けてください。
それにしても、広晃君は、素晴らしい師と出会いましたね。まっすぐで人間味あふれる人柄が、良縁をひきつけたのでしょうね。(高)

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