塾生の声(作文)│埼玉県剣道場・武道を通じてたくましく優しい子を育てる優心塾川井道場

「無駄にしない」 中学3年生 端 真璃華

 日曜日に、七海ちゃんが道場に来てくれました。七海ちゃんは生まれつき耳が聞こえないのに剣道をしています。
 私が七海ちゃんと出会ったのは、木守のときです。川井先生に七海ちゃんを紹介してもらい、私は、耳がきこえないのにどうやって試合をするのだろうとすごく興味深かったです。そして試合を見ていると、自分の声も聞こえないはずなのに、しっかりと声が出ていたし、審判の声も聞こえないのに「やめ」や「わかれ」が分かるのはすごい集中力だなと思いました。なにより私は、七海ちゃんの剣道に対する一生懸命さに感動しました。普通の人にも負けないくらいの剣道でした。私は、またななちゃんが木守に来てくれたらいいなと思いました。
 そして数日後、川井先生が、「7月4日にななちゃんが来てくれるぞ!」というのを聞き、私はすごく嬉しくてたまりませんでした。
 そして当日、私は一日中ななちゃんの傍にいました。なので一番ななちゃんの一生懸命さが分かった気がします。最初の足さばきの時からななちゃんは、息が切れていました。あの辛い懸かり稽古もめげずにがんばっていました。私はそんな七海ちゃんを見て、すごく恥ずかしかったです。耳の聞こえない子が、まりか達よりも頑張っているからです。
 こんな自分が情けないし、またひとつひとつの事を一生懸命やることを七海ちゃんから教わりました。
 七海ちゃんが道場に来てくれて、本当は私が教えなくてはいけないのに、逆にいろいろ教わりました。自分の気より、七海ちゃんの気の方がはるかに感じられます。だから私は、その気のさらに上を目指して稽古に励みます。
 良いことを七海ちゃんからいろいろ教わったので、それを無駄にせず、日本一目指して頑張ります。

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